本堂の東側、鐘楼と護摩堂の間に建つ観音堂。300年余り前の建物ですが、文化財の指定がありません。そのために修理が後回し後回しになっていました。今年の2月で観音堂の両隣、重要文化財の鐘楼と護摩堂の修理が無事に終わったものの、その間に建つ観音堂はすでに雨漏りが激しくなりつつあるありさまでした。そこで昨年末から急遽、観音堂の建物修理に取り掛かっています。建物はこれまで鶴林寺が貯えてきた積立金で順調に修理が進んでいます。しかし内部の須弥壇や観音さまを収めていた厨子の傷み、調度品については、またまた資金不足から後回しになりそうなところでしたが、思い切ってクラウドファンディングを実行することにしました。 (写真は劣化した須弥壇の上板とガタついている厨子の扉 現在ブルーシートで内部養生中)
クラウドファンディングの期間は3月18日から5月16日まで。 「レディーフォー 鶴林寺」で検索して頂けばプロジェクトページにつながります。どうか観音堂のお厨子や須弥壇の修理、灯篭や提灯などの調度品の整備に皆様のお力を貸していただけるようお願い申し上げます。